テレビ番組への感想 NHK BSプレミアム 「魔改造の夜」(片桐教授)
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最近のNHKの企画は規格外でスゴイ。「魔改造の夜」は年に2回?だけ新作の放映される番組ですが、ある意味「大人のロボコン」いや「プロのロボコン」です。一流企業や技術を誇る企業のエンジニアが、極めてばかばかしい競技課題に挑むというものです。指定された元マシン(おもちゃだったり家電だったり)、その機能を局限まで問う競技です。それに対して、どこまでも知恵を出して極限的なスペックを示すマシンを作る番組は…、すごい企画です。企画力です。NHKすごい!。https://www.nhk.jp/p/ts/6LQ2ZM4Z3Q/
ポップアップ・トースターのパン高飛び、お掃除ロボットの走り幅跳び、ワンちゃんおもちゃの25 mレース、扇風機50m走などなど、その詳細は私にはことばで表現できません。しかもそこへ一流企業のエンジニアが(おそらく)まじめに総力をあげて取り組む姿には,感動を憶えます。上記NHKのホームページの解説でもその雰囲気や番組の「魔力」は伝え切れていません。
そして、会社名を伏せ字にしているようで全然隠していないところがまたすごい!。山口百恵が「緑の中を駆け抜けてく真っ赤な「車」」と紅白で歌っていた頃を思うと隔世の感があります。
ワンちゃんおもちゃの競争では世界のTヨタのエンジニアが、その素晴らしい美的センスでかわいいわんちゃん人形をケルベロス化していました。
またお掃除ロボットの走り幅跳びではH田技研の改造により、飛び上がった瞬間に変形していました。それはロボットアニメのワン・シーンを見ているようでした。
赤ちゃん人形の綱上りではN産自動車が…「やっちまったぜN産」してました。
参加している組織は大企業だけではなく、ユニークな技術を誇る町工場や大学など多彩です。